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小川芸術祭がもっと楽しみに!①イベントへの想い大公開!

2024年11月9日(土)、11月10日(日)、まちのキャンパス-UECHU-にて『第1回小川芸術祭』が開催されます。
ご縁あって入居された、UECHUサテライトオフィス利用企業さん2社の初開催イベントです。

〇ハニカムファクトリー株式会社 さん
〇株式会社ビューテックス さん

小川芸術祭は、ハニカムファクトリー株式会社取締役の安元啓一郎さん、株式会社ビューテックスでアートディレクターもされている金属造形家の日比淳史さんが主催メンバーとなっています。

今回は、主催者の1人である日比淳史さんに小川芸術祭への想いをお話しいただきます!

小川芸術祭に向けての打ち合わせ風景(写真手前の左側:日比さん、右側:安元さん)
主催者さんや関係者、出展、ワークショップをされる地域の方々など、総勢17名が集まりました。

Q:小川芸術祭に向けて、どのような想いがありますか?

日比さん:私は平素、朽ちゆく鉄の作風の作品を発表する傍ら、野外彫刻、舞台美術、店舗、空間デザイン、インテリア作品、テレビ/ 映画などのメディアに参加する等、ジャンルにとらわれずに活動しています。小川芸術祭では、私の自己紹介のような作品を展示いたします。


日比さん:地球にもっとも多く存在すると言われる「鉄」は文明社会に欠かせない存在です。地上で働き、やがて土に還っていく様は人のようで親近感があります。そんな「鉄」を作品として表現し、やがては土に還って行く時間を共に過ごしたい。そんな気持ちで主に「鉄」を用いて作品に対峙しています。

日比さん:そして、私は株式会社ビューテックスさんでアートディレクターのような仕事もしております。その視点では、元々絹製品でも栄えていた小川町に「Made in Japan」にこだわって生地作りをし、国内外に発信している「ビューテックス」というテキスタイル会社も知っていただきたい!というのが、小川芸術祭への想いです。


Q:ぜひ知ってほしい!と感じる、小川芸術祭のこだわりポイントを教えてください

日比さん:小川芸術祭ではアート鑑賞したり、ワークショップで作品を創作したり、作品を購入できたりと、クリエイティブなことを楽しみつつも、食やお酒と共に大人も五感に刺激のある芸術祭にしたいと思っています。

 
 昔の日本には着物の生地や柄にこだわったり、掛け軸や花器で部屋を飾ったりする文化があったように、元々日本人は気に入ったモノを身近に感じ楽しむことの出来る民族だと思います。その根底にある心を呼び起こすように、小川芸術祭を楽しんでいただきたいです。

 
 近代社会では、アートは投資目的という側面もあることは否めません。しかし、本来アートは決して特別なモノではなく、海外の先進国では心の豊かさとして作品を鑑賞 / 買い求める傾向にあります。それは決して富裕層のモノではなく、好きなアートを飾るという文化があるとも言えます。人間はお花を見てキレイと心が動く動物です。人によって感じ方や好みはあるものの、感性を刺激することは人生に華を添えてくれます。小川芸術祭がそのきっかけにもなってくれたら幸いです。

――――――――――

 近年ともに活動する機会が多かった安元さんと、ある日「廃校などで活動出来ると楽しいかも…」との話題から検索をかけ、UECHU入居募集サイトを発見し、一緒に入居したという日比さん。そんなご縁の始まりから、学校という広々空間を活かした『小川芸術祭』という素敵な企画に発展されました。

どんなお祭りになるのか、今からとても楽しみでワクワクしますね!
UECHU公式のXでも、「小川芸術祭まであと〇日!」をカウントしつつ、出展やワークショップに関わる皆様の想いを紹介しています。

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